美容室高すぎて嫌になったオジサン
久しぶりにコンビニに行ったら、ペットボトルのコーヒーの種類がすごいことになっていてびっくりした、
40代現場作業員ブロガーの赤モンガラです。
20代、30代はカッコつけて美容室で散髪、カラー、時にはパーマなどをあてたりしていました。
しかし、40代にもなると髪を切るということに葛藤が起こり始めていました。
カッコつける事に意味があるのか？もっと大事なことがあるんじゃないかと…
40歳を過ぎるとだんだん自分の容姿を気にする事より、現実が見えてくる
現状を把握してみる
赤モンガラは、現場作業員ですので基本的に髪型はそこまで規制されることがありません。
周りからちょっと若く見られたい、増えてきた白髪が目立たないようにしたいという観点から
カラーは欠かさずするようにしていました。
なじみの美容室（田舎ではかなりおしゃれ）では結構な金額を数か月に一回は支払っていました。
これを機に過去の支払いを見なおしてみることにします。
カット：4500円
カラー：5500円
シャンプー・ヘッドスパ：2500円
計：12500円
ヘッドスパは勧められるがまま、なんとなく毎回お願いしていました。
高い、高すぎる…
オジサンの髪型にかける金額ではないですよね。
もともと、毛量の少ない（今はもっと少なくなって）私です。
髪を染める染料やシャンプーなども少量で済んでしまうので、なんだか損した気分になったりもしていました。
以上の施術を3か月に1回行ったとして、年間のオジサンヘアーにかかる金額を算出してみます。
12500円/回×4回/年＝50000円/年
年間計：50000円
！！！
年間でオジサンヘアーに50000円も消費していました。
軽く近場の温泉旅行ができるレベルの金額です。
それでは、ここからモンガラ家をアップデートしていきます。
プラージュに行ってみた
毎回10000円を超える支払いが嫌になり、ずっと気になっていたプラージュへ行ってみることにしました。
いつも通っていた美容室を通過するときは、ちょっと
「ごめん…」
と、気になりましたが、そうはいってももう走り出してしまったものは止められません！
私の子供たちはプラージュに通っているので、お店に入ること自体ははじめてではありませんでした。
そのこともあり、なんとなく店内のルール的なものは分かっていました。
まず、店に入ると
「いらっしゃいませ、ただいま入店されたお客様は後ろの長椅子でお待ちください」
と声がかかります。
手荷物を入口のロッカー（鍵付き）にそそくさとぶち込み、
言われた通り長椅子で待ちます。
店長さんと思われる方が、作業をしながら声掛けしてくれるので、
ボケっとしていると「えっ？今自分に言った？なんて言った？」
となるので注意が必要です。
お店に入ったら、すぐに声がかかるので聞き逃しがない様に気を張って望むこと。
髪型の注文はどこでも困る
店内が混雑していたので、長椅子で20分程度待つことになりました。
長椅子は1人呼ばれたら横にスライドして座りなおすシステムです。
コロナ対策で座れない場所に表示がされているなどの対策がされています。
さて、順番になり、
「次のお客様、6番の席へどうぞぉ～」
と声がかかり、施術椅子の上に表示されている6番の席に移動します。
ここでも、突然の声掛けと作業しながら指示が出ますので、ボケっとはしていられません。
しばらくすると、店長さんと思われる方が担当になって髪を切ってくれました。
しかし、髪型の注文はどこでも一緒です
「あの、刈上げない程度で…上は少し残して…えっと…」
40代のオジサンの語彙力のなさよ。
そんな変なオジサンにも優しく対応してくれる店長さん。
細かく、こちらが答えやすい様に質問をしてくれます。
しっかりと伝わったと思えるまで聞いてくれました。
ハイハイ、分かりました。
大体でやっていきまーす。っていうのがイメージでしたが、
注文は細かく、お客様目線で対応してくれましたよ。これは意外でした。
髪型は納得できるまでお客様目線で注文を聞いてくれる。
結局カラーも頼んでしまった
どうしても白髪が気になっていた赤モンガラは、カラーも頼むことにしました。
すると、
「カードは？」と声がかかりました。
「カカ、カード？」
カードがいるの？と戸惑っていると、
「あ、もしかして初めて？了解です。あとでカード作ってもらいますね」
と言われました。
どうやら、アレルギーの有無や、パッチテストは大丈夫ですよーっていう宣言をするカードの
ようで、名前と了承のチェックが必要との事でした。
そのあたりもしっかりと管理されているようで、安心材料の一つと言えると思いました。
さて、一通りの説明が終わると、さっそく散髪に入ります。
まずはうなじ辺りからバリカンで刈られていきます。
美容室ではあまりありませんでしたが、この感覚、嫌じゃないです！
全部バリカンであっという間…というイメージでしたが、
このあと、はさみでサイド、トップをカット、スキをしてくれました。
体感ですが、カット時間は普段の美容室とあまり変わらないようでした。
美容室でも、あっという間カットが終わってしまっていたオジサンです。
カットも丁寧にやってもらったと感じました。
ここまで、想像よりかなり細かいサービスで施術されているなぁと感じました。
カットはバリカンだけじゃなく、しっかりはさみも使って切ってくれる。
カラーが始まります
カットが終わると、
「はい、それでは～8番の席にどうぞぉ～」
と言われるので、6番の席を立ち、8番を探して座ります。
すぐに若い店員さんがカラーのサンプルをもって聞きに来てくれました。
今の髪色と、どれぐらいに染めたいかなどの相談を聞いてもらい、無難な色に決めました。
すると、先程のカードにその色の番号を書いて渡してくれました。
どうやら、パッチテストの同意書と、カラー№の覚えをメモしてくれたようで、
次回からは、カードを見せるだけでスムーズにカラーまで進めるとのことです。
ここにも、ローコストの秘密があるようです。
カードには、パッチテストの同意書と、カラー№がメモされて次回から便利になる。
さて、若い店員さんは見習いのようで、私より少し年上の店員さんがカラーを担当してくれました。
学生時代に通っていたパチンコ屋の店員さんに似ていて、
なんだか懐かしい感じがしました。
動きもパチンコ屋の店員さんのように軽やかにリズムに乗っているようで、
おっおっおっと言いながら流れるようにカラーの液を私の頭に塗りたくります。
久しぶりの昭和っぽい空気感が私には癒しに感じました。
店員さんには昭和の雰囲気を持った人がいた。
はじめての宇宙みたいなヘルメットをかぶる
さて、カラー剤を塗りたくられたら、またまた席の移動です。
流れ作業で行われており、これは当初の予想通りでした。
飽きてしまう頃に席移動が行われるので、私はこの移動は苦になりませんでしたが、
足が悪い方などは苦労されるかもしれません。
その時はまた別の対応をしてくれるかもしれませんので、最初に声掛けをするのをお忘れなく。
カラーが反応するまで5分～10分ぐらい待ちました。
次は洗髪ですが、先程の若い店員さんが担当をしてくれました。
シャンプーはざっとでした。
普段行っていたの美容室が長すぎると思うほど丁寧で、長い洗髪をしてくれていたので、
ああ、もうちょっと流してほしいなぁと思ってしまいました。
とはいえ、町の床屋さんぐらいの丁寧な洗髪ですので問題はなし。
もっと長くしてほしいは、私の願望ですね。
髪を一通り拭いてくれたあと、
「顔、洗いますか？」
という声掛けがあり、私は少し戸惑ってしまいましたが、
「はい、洗います」と言って洗わせてもらいました。
さっとタオルも用意してくれて、
気持ちのいい接客でした。ありがとうございます。
ここからはちょっとびっくり体験です。
町の美容院でよく見た宇宙服の頭の部分をかぶせられたのです。
ひょっとすると若い方は見たことがないかもしれません。
あれは何をするものかが分からなかったので、
このタイミングでその内側に自分が入ってしまったことに驚きを隠せず、
内部は高温の空気が頭に噴射されているんだと気づかされました。
宇宙服のヘルメットみたいなのの内部は、あったかい空気が噴射されている
最終チェックと支払い
結局、宇宙ヘルメットがとられた後、ドライヤーで髪を乾かしてくれました。
宇宙ヘルメットは意味があるのか？と思いながら、貴重な体験が出来てニヤリと
してしまいました。
その後、カラーを担当してくれた昭和の雰囲気の店員さんが最後のチェックをしてくれました。
ハンディバリカンでもみあげ周辺を申し訳程度になぞり、
耳たぶも軽く触れ、これはいったい何の仕上げ？と思いながら
仕上がりを待ちます。
あっという間に仕上げ？が終わり、
「はぁい、おー疲れ様でしたぁ」と声がかかりました。
最後はちょっと拍子抜けしてしまいましたが、無事施術が終わったようです。
鏡でどんな感じか見てみると、最初に店長さんに注文した通りな仕上がりでした。
普段のオジサンヘアーでしたが、ちょっと二ヤリとしてしまいました。
最後はお会計です。
洗髪担当の若い店員さんが待っていました。
プラージュは現金、カード、電子マネー大体どれでも支払いができるようです。
今回は、クイックペイでのお支払いで店を出ることにしました。
支払いはカード、電子マネーのほとんどが使用できる
さて、おいくらだったでしょうか？
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
男性ヘアカラー（カット顔そり込み）3300円
消費税込み：3630円
普段通っていた美容室と比較してみました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
美容室：12500円
プラージュ：3630円
差額/回：8870円
差額/年：35480円
一概に仕上がりや色持ち、ヘアケアなどが違うのでイコールでは比較できませんが、
ぱっと見の見た目、金額のちがいがよく分かりました。
今回は、調子に乗ってカラーまでしてしまいましたが、カットだけならもっと安くできました。
次回はカットだけで、時間の計測もしてみようかと思います。
まとめ
- お店に入ったら、すぐに声がかかるので聞き逃しがない様に気を張って望むこと
- 髪型は納得できるまでお客様目線で注文を聞いてくれる
- カードには、パッチテストの同意書と、カラー№がメモされて次回から便利になる
- 支払いはカード、電子マネーのほとんどが使用できる
今回、プラージュへ初めて行ってきましたが、
とても良い体験が出来ました。
そして、次回もまた行ってみたいと感じました。
美容室へは当分行くことがなくなりそうですが、お金も時間も節約して
おいしいものでも食べに行けたらいいと思いました。
コメント